2019年11月コラム

2019年11月コラム

高齢期を見越した住宅改修③

2回にわたって解説させていただいた国交省から発表された「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン」についての配慮事項の続きを解説させていただきます。

④    日常生活空間の合理化・・・子育て期に合わせた広い住宅の維持管理の負担増や階段の昇降、布団や洗濯物の運搬等が負担になります。改修方法としては玄関・トイレ・浴室・リビング・キッチンと同じ階の部屋を寝室で利用する、引き戸への変更や間仕切り壁の撤去・家具の配置換え等による生活空間の一体化や、2階を撤去して平屋にする(減築)ことなどが上げられています。

⑤    主要動線上のバリアフリー・・・高齢期の生活では小さな段差や暗がりでも事故が起きやすくなり、事故を契機に日常生活動作ができなくなることでさらなる心身の衰えにつながり得ます。改修方法としては部屋の出入り口の引き戸化、主要な動線上の段差解消や手すりの設置、コンセント位置の変更や配線ルートの確保などが上げられています。

⑥    設備の導入、更新・・・加齢に伴い掃除や料理が負担になったり、火気安全や緊急連絡、防犯への配慮が必要となったりします。また、情報技術の活用が豊かな生活につながり得ます。改修方法としてはトイレ・浴室・台所等の設備機器の更新、電動シャッターや自動点灯照明・防犯カメラやドアホン等の設置、情報通信環境の整備などが上げられています。これによって安全・安心で光熱費等の削減が期待できます。

配慮事項は8項目あるため、残りの2項目については次回解説させていただきます。

 弊社では耐震・断熱リフォーム・建て替え・2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅ZEH・省エネ住宅の新築・エコリフォームなど、安心で快適な住まいづくりのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。