2019年12月コラム

2019年11月コラム

高齢期を見越した住宅改修④


このコラムを書かせていただいてちょうど10年になります。毎回つたない解説におつきあいいただきましてありがとうございます。これからも最新の住宅情報を発信させていただくのでよろしくお願いいたします。

 これまで解説させていただいた国交省から発表された「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン」についての配慮事項の残りを解説させていただきます。
⑦    光・音・臭い・湿度等・・・視力・聴力等の感覚機能が低下・変化したり光・音・匂い・温湿度等の感覚に個人差が生じたりします。改修方法としては間仕切り壁の撤去等によって採光・通風を確保する、吸音・遮音・調湿・防臭などの機能のある内装材への変更などが上げられています。
⑧    余剰空間の活用・・・高齢期の生活においては趣味や交流を確保しやすくなることもありますが、地域から孤立すると生活が困難になることもあります。改修方法として余った部屋を納戸や収納庫として活用したり趣味室や教室などの空間として利用したりすることが上げられています。
以上がガイドラインの配慮項目です。
国交省ではこのガイドラインの活用方法として、高齢期を迎える居住者に対してはどのような住まいの備えが必要かを考えるためのチェックリストとしての活用や、実施する改修内容の検討や事業者と相談する際の参考資料として活用することを想定しています。
専門家や事業者に対しては住まいの備えの必要性、改修、住替え、建替えなどの選択肢のメリットや内容を相談者に十分に説明し、適切な提案やその効果を説明するための参考資料として活用することを想定しています。
このガイドラインの内容は当然新築工事でも考えなければならないことです。高齢者に優しい建物はすべての人に優しい住まいとなります。住宅の新築や改修を考えるときには参考にして高齢期の豊かな暮らしを目指してください。
ガイドラインの閲覧はhttps://www.mlit.go.jp/report/press/house07_hh_000202.htmlで出来ます。是非ご覧下さい。
 弊社では耐震・断熱リフォーム・建て替え・2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅ZEH・省エネ住宅の新築・エコリフォームなど、安心で快適な住まいづくりのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。