こんにちは!
韮崎市で「ずっとストレスのない家づくり」をしている志村建設です。
志村建設では、注文住宅やリフォームの他にも法人向けの工場や店舗なども対応しています。
現在、北杜市で約330㎡の工場の新築工事を行っています。
完成予定は2024年6月ですが、大きな工場を建てるのには様々な工程があります。
ここでは着工前から地盤改良までの工事の様子を紹介していきます。
北に八ヶ岳、西に甲斐駒ヶ岳が見える小高い丘が今回の着工場所です。
着工前の様子(2023年2月)
写真からも分かるとおり、雑草が生い茂るほど長らく使われていない場所でした。
しかし周りに建物がほとんどなく、敷地面積も広いので工場に最適な土地です。
草刈り後(2023年5月)
着工するにあたり草刈りをしました。
雑草がなくなると、広い土地であることが改めてよくわかります。
こちらの機械を使い、地盤の様子を調査しました。
「スクリューウェイト貫入試験」と呼ばれる方法で、一般住宅の地盤調査でもよく利用されます。
先端がドリル状のロッドに荷重をかけながら地面に突き刺し回転させます。
突き刺しているときの状況や音、サンプリングした土などから地盤の状態を計測します。
ここでの調査結果をもとに地盤改良を進めていきます。
工事に先立ち、地鎮祭を実施しました。
地鎮祭は、土地の神様に許しを得て工事の安全を祈る行事です。
志村建設では家を建てるときにほぼ毎回実施しており、今回のような工場や企業の場合でもご希望があれば手配します。
普段はご家族や関係者など数人で執り行うことが多いのですが、今回は約20人と大人数での開催となりました。
本格的な工事に着手する前に、その土地に遺物や遺跡が埋まっていないかを調査します。
志村建設が過去に施工した物件では、様々な年代の土器が複数出土したことがありました。
今回は、炭を作っていた窯の跡が見つかりました。
周りに建物がほとんどなく、長らく人の手が入っていなかったように見える土地にも人々が暮らしていた痕跡があるのは興味深いですね。
建物を建てられる状態になるように土地を整えます。
盛土や切土をしたり、周りをコンクリートで囲ったりすることで、敷地の輪郭がはっきりとしてきました。
作業中に虹が現れる一幕も。
調査の結果、地盤改良が必要な土地であることが分かりました。
今回は地面に穴を開け、そこにセメントを流し込みながら攪拌して固めていく工法を採用しました。
左側の普段あまり見かけないような作業車を使います。
大きな重機を操る様は圧巻。
建物を建てる前でしか見ることのできない貴重な光景です。
準備編はここまでです。
次は基礎工事の様子を紹介していきます。
北杜市にて工場の新築工事を行っています。建て方~現在までの様子を紹介します。
北杜市にて工場の新築工事を行っています。基礎工事の様子を紹介します。
北杜市にて工場の新築工事を行っています。着工前~地盤改良までの様子を紹介します。
LIXILメンバーズコンテスト2023にてベストエコロジー賞を受賞した「継ぐ家」が、LIXILのいい家ネットにてコメント付きで紹介されていま…
山梨SW会で、新築を考えている方向けの勉強会を実施しました。 家づくりに必要な知識を科目ごとに分けて解説しました。